「ロードサービスは力仕事できつい」は本当?体力的な不安と現在の労働環境を解説

「レッカー車ってカッコいい!ロードサービスの仕事が気になるけれど、体力仕事できついのでは?」
このようにロードサービスの仕事に対して、「重いものを運ぶ」「過酷な肉体労働」といったイメージを持つ方は少なくありません。
転職を考えていても、腕力に自信がないことや、体力仕事の経験がないことで応募をためらってしまうケースがよく見られます。
たしかに一昔前のロードサービスでは、人の力に頼らざるを得ない場面が多くありました。
しかし、現在の現場は皆さんが想像する「過酷な力仕事」とは大きく異なっています。
車両や機材の進化により、腕力でカバーするのではなく、機械の力を使って安全に作業することが基本となっているからです。
実際、ロードサービス各社では女性の進出も目立ってきました。
体力に自信がなくてもできる?
腕力に自信がなくてもできる?
女性でも仕事はできるの?
疑問をお持ちの方、ぜひこの記事をご覧ください。
この記事では、体力に不安がある未経験の方や女性に向けて、ロードサービスの仕事のリアルな現状をお伝えします。
大変な部分も隠さず解説しますので、自分に合った働き方ができるかどうかを判断する材料にしてください。
- ロードサービスは機材の進化により「力仕事」の負担が激減している
- 現場で求められるのは、腕力よりも機材の正しい使い方と安全意識
- 過酷なシフトを改善し、働きやすさに配慮する会社が増加している
- 自分のライフスタイルに合った条件の会社を選ぶことが長く続けるコツ
「力仕事できつい」というイメージは昔のもの
ロードサービスの現場では、故障した車を移動させたり、脱輪した車を引き上げたりする作業が発生します。
何トンという重さの車を取り扱うので迫力があります。
文字だけを見ると非常にハードな肉体労働に思えますよね。
しかし、実際の作業工程では人の力で車を動かすことはありません。
どういうことか見ていきましょう。
機材の進化により、人の力はほぼ不要になっている
現在のロードサービスで活躍するレッカー車や積載車には、ウインチやクレーンなどの強力な機材が標準装備されています。
重い車両の引き上げや積み込みは、これらの「文明の利器」を操作して行います。
そのため、隊員が自分の筋肉を使って無理な力を入れる場面はほとんどありません。
現場で最も重要視されるのは、力任せに作業することではなく、機材の正しい操作手順を守ることです。
ワイヤーの掛け方や重心の計算などを誤ると重大な事故につながるため、むしろ冷静な判断力や繊細な操作感覚が求められます。
腕力に自信がなくても、機械の仕組みを理解し、安全確認を徹底できる人であれば十分に活躍できる環境です。
体力仕事や腕力仕事のイメージが強かったロードサービス業界も、今は技術の進化によって変わっているのです。
現場の声:「道具がすべて解決してくれる」
実際に未経験からスタートし、独り立ちを果たした新人隊員の方にインタビュー(※24ROAD編集部取材に基づく)をしたところ、以下のような率直な声を聞くことができました。
「『ロードサービス=力仕事』っていうイメージがあると思うんですが、全然力はいらないです。もう本当に、文明の利器ですね。道具がすべて解決してくれるんで、力はいらないです。だから、女性の方でも作業はこなせると思いますね。せっかくだったら女性の方にも来てほしいです」
このように、実際に現場で働く隊員からも「力はいらない」という実感があがっています。
適切な手順と機材の活用さえ身につければ、性別や体格に関わらずプロフェッショナルとして現場を任される仕事へと変化しているのです。
精神的なきつさと労働環境の改善
力仕事の負担が減った一方で、「夜勤や待機時間が長くてきついのではないか」という不安を持つ方も多いでしょう。
たしかに、ロードサービスは24時間365日体制でトラブルに対応するため、シフト勤務や夜間の待機が発生します。
夜勤と待機時間の調整は会社により異なる
事故や故障はいつ起こるかわからないため、出動要請がない時間は基地や待機所で待機することになります。
待機中はリラックスして過ごせる会社も多いようです。
24ROADに掲載している会社の中には「スマホなどを自由に見て待機してOK」と明示している会社もあります。
とはいえ、忙しいと緊張感が続いて精神的に疲弊してしまうケースもあり、この負担感は働く会社の体制によって大きく異なります。
シフト組みや調整に対応してくれる会社もあるため、会社選びで解決できそうです。
危険が伴う現場があることは確か
とはいえ、楽なことばかりではないのは確かです。
悪天候時や深夜の幹線道路での作業は、後続車との接触リスクなど危険が伴います。
こうした現場特有の緊張感は、慣れるまでは精神的な疲労につながりやすいのが現実です。
ロードサービスが決して「楽な仕事」ではないと言われるのは、こうした常に安全に気を配らなければならない責任の重さがあるからです。
働きやすさに配慮する会社が増加している
しかし近年では、業界全体で労働環境の改善が進んでいます。
隊員の疲労が事故につながるリスクを防ぐため、過度な連続勤務を禁止し、しっかりとした休息時間を確保する企業が増加しています。
会社によっては、働きやすい環境づくりのため以下のような配慮を取り入れています。
日勤のみのシフトが選べる
休日を柔軟に取得できる
待機室の環境を充実させている
24ROADに掲載している会社の中には週休3日を実現するため整備中のところもあります。
自分の体力やライフステージに合わせて、無理のない働き方ができる会社を見つけやすくなっているのが現在のロードサービス業界の状況です。
未経験でも無理なく続けられる会社の選び方
ロードサービスの仕事に興味があっても、いきなり過酷な現場に放り込まれるのではないかという不安は尽きません。
入社後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためには、求人を選ぶ際のチェックポイントを知っておくことが大切です。
教育体制とサポートの手厚さを確認する
未経験から始める場合、最も重視すべきは入社後の教育体制です。
先輩隊員が同乗して丁寧に指導してくれる「同乗研修」の期間が十分に設けられているかを確認しましょう。
機材の使い方から安全確認の基本まで、焦らずに学べる環境がある会社を選べば、体力面での無駄な消耗も防げます。
また、資格取得支援制度があるかどうかも重要です。
業務に必要な免許や資格の取得費用を会社が負担してくれる場合、未経験者を中長期的に育てようという意思の表れと判断できます。
自分に合ったシフト条件を見極める
体力に不安がある方は、求人票を見る際に「夜勤の頻度」や「休日日数」に注目してみましょう。
完全週休2日制を導入している会社や、希望休が通りやすい会社であれば、疲れをしっかりとリセットしながら働き続けることができます。
面接の際には、「夜勤明けの休みはどうなっているか」「待機中の過ごし方はどのようなものか」「子育て中だが、シフトに対応してもらえるか」といったリアルな疑問を率直に聞いてみることをおすすめします。
誠実な会社であれば、現場の大変な部分も含めてしっかりと説明してくれるはずです。
まとめ
ロードサービスの仕事は、機材の進化によって「体力勝負の過酷な肉体労働」ではなくなりました。
未経験の方や女性でも、安全意識を持って正しい技術を身につければ十分に活躍できる仕事へと変わっています。
夜勤や現場の緊張感といった大変な側面があるのは事実ですが、それは社会のインフラを守るというやりがいの裏返しでもあります。そして、隊員が安全に長く働けるように、シフトの配慮や充実した研修制度を整える会社が着実に増えています。
体力的な不安だけでロードサービスの仕事を諦める必要はありません。
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