ロードサービスの夜勤・待機はきつい?会社で違う夜間体制と選び方

ロードサービスの仕事に興味はあるものの、夜勤や待機があると聞いて、体力や生活リズムが心配になる方は多いと思います。
夜中に呼び出される日々が続くなら、自分には続けられないのではないか。
そう感じて応募をためらうのは自然なことです。
結論から言うと、ロードサービスは24時間対応の仕事ですが、夜勤や待機の負担は会社の体制によって大きく変わります。
交代制で回す会社、夜間を提携先に任せる会社、入社して数年は夜勤をさせない会社など、実際の運用には幅があります。
日勤のみの働き方が可能な会社もあります。
この記事では、夜勤・待機の何がきついのか、会社によって夜間体制がどう違うのか、そして応募前にどう確認すればよいのかを解説します。
読み終えるころには、自分の生活に合う会社を選ぶための基準が持てるはずです。
- ロードサービスは24時間対応だが、全員が毎晩夜勤をするわけではない
- 夜間体制は、交代制、提携への切り替え、日勤のみなど会社によって違う
- 入社数年は夜勤をさせない、夜勤明けは休みにするといった運用をしている会社がある
- 夜間体制は求人票と面接で確認できる
まず実際の求人を見てみたい方は、24ROADで求人を探す、加盟店を比較するところから始められます。
ロードサービスに夜勤・待機はある?
ロードサービスは24時間対応の仕事のため、夜間の出動や待機はありますが、担当の仕方は会社によって違います。
車の故障や事故は、時間を選ばずに起きます。
深夜の高速道路で動けなくなった車を放置するわけにはいかないため、業界として夜間の対応は必要です。
ただし、1人の隊員が毎晩夜勤を担当するわけではありません。
交代や分担で回すのが一般的で、その組み方が会社ごとの働きやすさの差になります。
まずは仕事の全体像を知ったうえで、夜間の部分がどう扱われているかを見ていきましょう。
夜勤・待機は何がきついのか
夜勤・待機のきつさの正体は、生活リズムの乱れと、出動があるか分からないまま待つ時間にあります。
ひとつは生活リズムです。
夜勤の日は昼夜が入れ替わるため、睡眠の時間帯が変わります。
日勤と夜勤が交互に来ると、体が慣れる前に次のリズムに切り替わることになります。
もうひとつは待機の不確実性です。
依頼が入るかどうかは、その夜になってみないと分かりません。
出動がなければ何も起きませんが、いつ電話が鳴るか分からない状態で過ごす時間は、それ自体が負担になります。
さらに、夜間は1人で出動するケースが多くあります。
24ROAD代表が経営する株式会社トルクへの取材では、夜間や緊急の出動は基本的に1人で、1回あたり3〜4時間程度かかるといいます。
安全運転と法令の順守が前提ですが、深夜に1人で現場へ向かい、作業を終えて戻るまでの時間は決して短くありません。
こうしたきつさは、隠しても意味がありません。
大切なのは、この負担を会社がどう減らそうとしているかです。
仕事全体のきつさについては、別記事で詳しく扱っています。
夜間体制は会社によってここまで違う
夜間の回し方は会社ごとに異なり、その違いが働きやすさを大きく左右します。
同じロードサービスでも、夜をどう回すかの考え方は会社によって別物です。
ここでは、実際にある体制を4つ紹介します。
交代制で自社対応する会社
もっとも一般的なのは、自社の隊員が交代で夜間を担当する体制です。
何人で回すか、1人が何日おきに夜勤に入るか、夜勤の翌日をどう扱うかで、負担はまったく変わります。
人数に余裕がある会社ほど、1人あたりの夜勤の頻度は下がります。
逆に少人数で回している会社では、夜勤の間隔が短くなりがちです。
交代制の会社を検討するときは、夜勤の頻度と翌日の扱いを確認することが欠かせません。
夜間を提携先や外注に任せる会社
夜間の対応を、自社ではなく提携先や外注に任せる会社もあります。
近隣の同業者と夜間の依頼を回し合う形や、大手のロードサービス網に夜間の一次対応を委託する形などがあります。
この体制の会社では、自社の隊員は日中の稼働が中心になり、夜勤の負担が大きく減ります。
一方で、夜間対応を外に出せるかどうかは、エリアの事情や取引先との関係によります。
すべての会社が選べる方法ではないため、その会社がどんな体制を取っているかは個別に確認する必要があります。
週休3日を目指す会社
夜間対応が必要な業界でも、休みを増やす方向へ動いている会社があります。
山口県下関市の関門ロードサービス株式会社は、1日3交代制で24時間をカバーし、週休3日を実現する構想を掲げています。
1人あたりの勤務を8時間に収めるため、人数を増やして交代を組む考え方です。
夜間の緊急対応はありますが、日勤のみの働き方も可能で、シフトの希望は最大限考慮されるといいます。
24ROAD代表が経営する株式会社トルクも、残業をどれだけ減らすかを軸に置き、会社の向かう先として週休3日を掲げています。
給料や福利厚生を厚くする方向ではなく、働く時間そのものを減らす方向に力を入れている点が特徴です。
いずれも各社の取り組みであり、業界全体の標準ではありません。
ただ、24時間対応の仕事だからといって、休みを諦める必要はないことが分かります。
入社数年は夜勤をさせない会社
未経験者にとって、いつから夜勤が始まるのかは大きな関心事です。
株式会社トルクでは、入社して2〜3年は夜勤をさせない運用をしているといいます。
深夜に1人で現場へ向かうには、判断力と経験が必要です。
経験が浅いうちに夜勤に入れば、本人の負担だけでなく事故のリスクも高まります。
まずは日中に先輩と一緒に現場を重ね、独り立ちできるようになってから夜間を任せる。
この順番を守っている会社は、未経験者にとって大きな安心材料になります。
夜勤明けはどうなる?休みと手当のルール
夜勤明けを休みにする運用や、深夜割増賃金など、夜間の負担に見合う仕組みがあります。
夜勤の翌日をどう扱うかは、会社によって差が出るところです。
株式会社トルクでは、夜間に出勤した翌日を基本的に明け休みにしているといいます。
法律の範囲内で運用したうえで、体を休める時間を確保する考え方です。
手当の面では、法律で定められた深夜割増賃金があります。
22時から翌5時までの労働には、通常の賃金に25%以上を上乗せすることが労働基準法で義務づけられています。
夜勤のある仕事は、その分が収入に反映される仕組みになっています。
出典:厚生労働省「時間外・休日労働と割増賃金」
なお、待機時間の扱いは会社の運用によって異なります。
待機中にどこで、どのように過ごすのか、休憩とはどう区別されているのかは、応募前に確認しておきたい点です。
求人票と面接で確認したいこと
夜間体制は求人票と面接で確認でき、次の点を聞けば働き方の実態が見えてきます。
求人票に「24時間対応」「夜勤あり」と書かれていても、その中身は会社によって違います。
面接では遠慮せず、次の5点を聞いてみてください。
- 夜勤はいつから任されるのか(入社直後か、経験を積んでからか)
- 夜間は自社の交代制か、提携先に任せているか
- 夜勤明けの翌日はどう扱われるか(明け休みか、通常勤務か)
- 日勤のみの働き方は選べるか
- 待機中の過ごし方と、休憩との区別はどうなっているか
これらに具体的に答えてくれる会社は、夜間の体制を考えて運用している会社です。
逆に、曖昧な答えしか返ってこない場合は、実態も曖昧である可能性があります。
24ROADでは、会社ごとの働き方や体制を見ながら求人を比較できます。
夜間体制が気になる方は、求人を探す、加盟店を比較するところから確認してみてください。
ロードサービスの夜勤・待機についてよくある質問
未経験でもすぐ夜勤を任されますか?
会社によります。
入社して2〜3年は夜勤をさせないという運用の会社もあれば、早い段階から交代に入る会社もあります。
応募前に、夜勤がいつから始まるのかを確認しておくと安心です。
夜勤なしの求人はありますか?
日勤のみの働き方が可能な会社はあります。
ただし、夜間対応そのものは業界として必要なため、会社全体で夜勤がゼロというケースは多くありません。
「自分は日勤のみで働けるか」という観点で、シフトの組み方を確認してください。
待機中は何をしていますか?
車両の点検や整備、事務所での待機など、会社によってさまざまです。
待機時間が休憩とどう区別されているかは、会社の運用によって異なります。
面接で、待機中の過ごし方と休憩の取り方を具体的に聞いておくことをおすすめします。
まとめ|夜勤・待機の負担は、会社の体制で変わる
夜間対応は業界として必要ですが、その負担は会社の仕組みで大きく変わります。
交代制で回す会社、夜間を提携先に任せる会社、週休3日を目指す会社、入社数年は夜勤をさせない会社。
同じロードサービスでも、夜をどう回すかの考え方はこれだけ違います。
会社ごとの違いを知り、求人票と面接で確認すれば、自分の生活に合う働き方を選ぶことができます。
夜勤が心配で応募をためらっている方は、まず「この会社は夜をどう回しているのか」を確かめるところから始めてみてください。
お住まいの地域でロードサービスの求人を探す、夜間体制の分かる加盟店を比較するところから、転職の検討を進めてみてください。
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※夜勤の頻度や明け休みの扱いは、求人票と面接で確認してみてください
