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ガソリンスタンドから転職するなら?車の点検や乙4が活きる仕事3選

投稿日 2026.10.27 カテゴリー
  • 転職・採用ガイド

「給油と接客しかしてこなかった自分に、ほかの仕事が務まるのだろうか」
「店舗数が減っていくなかで、この先も需要が続く仕事を選べるのか」

このように悩み、これまでの経験が他業界で通用するのか不安で転職へ踏み出せないガソリンスタンドのスタッフの方は多いのではないでしょうか。
しかし、スタンドで培ったタイヤ交換やバッテリー点検の経験、乙4の資格などは、ガソリンスタンド以外の職種でも活かせます。

本記事では、ガソリンスタンドの経験を活かせる転職先や、転職先選びで後悔しないための確認項目などを解説します。
車に関わり続けながら、将来も需要が続く仕事を目指したい方は、ぜひ参考にしてください。

本記事のポイント
  • スタンドで担当してきたタイヤ交換やバッテリー点検の経験と乙4の資格は、ガソリンスタンド以外の仕事でも活かせる
  • 転職先の候補は、ロードサービス隊員・タンクローリー乗務員・自動車整備士の3つ
  • ロードサービスの出動理由はバッテリー上がりとパンクが上位を占め、スタンドで触れてきた作業から仕事を覚え始められる
  • 転職先を決める前に、案件受注の安定性・給与の決まり方・研修と資格取得支援を求人票と面接で確かめる

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ガソリンスタンドの経験を活かせる転職先3選

 

ここでは、ガソリンスタンドで身につけた車の点検の経験や、危険物取扱者(乙種第4類。以下「乙4」)の資格を活かせる転職先を3つ紹介します。
職種によって異なる乙4の扱いも、あわせて解説します。

 

ロードサービス隊員|パンクやバッテリー上がりなどの車両トラブルに対応する

 

ロードサービス隊員は、故障や事故で動けなくなった車のもとへ駆けつけ、現場での応急処置や積載車・レッカー車での搬送を行う仕事です。
ガソリンスタンドで日常的に担当してきたタイヤやバッテリーの点検経験は、現場でよく発生するトラブル対応にそのまま活かせます。

24ROADの求人では、乙4を条件に挙げた募集はなく、その多くが普通自動車免許のみで応募可能となっており、整備士資格がなくても挑戦できます。
勤務形態に関しても、夜間出動がある会社もあれば日勤のみを選べる会社もあり、給油から離れてもトラブル現場で車に関わり続けたい方に適しています。

隊員が過ごす1日の流れや業界の将来性を確認したい場合は、以下の解説記事もご覧ください。

あわせて読みたい記事

  • 【完全ガイド】レッカー・ロードサービスの仕事内容とは?未経験からの転職・1日の流れ・将来性を徹底解説

 

タンクローリー乗務員|ガソリンなどの燃料を各施設やスタンドへ運ぶ

 

タンクローリー乗務員は、製油所などでガソリンや灯油を積み込み、ガソリンスタンドや工場などの配送先へ運ぶ仕事です。
配送先では立会人と油種や数量を確かめて荷降ろしを行うため、スタンドでの立会経験を運ぶ側として活かせます。

燃料運搬には乙4が必須で大型免許も求められますが、取得支援制度を設ける企業も多く、入社後に大型免許を取得する方も少なくありません。
一方、勤務時間は配送先の都合に左右されやすく、早朝の出勤が多くなるほか、夜間に運行するケースもあります。

タンクローリー乗務員は、取得済みの乙4を活かし、今後も燃料を扱う業務を続けていきたい方に合っています。

出典:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「タンクローリー乗務員」

 

自動車整備士|整備工場で車両の点検や故障箇所の修理を行う

 

自動車整備士は、整備工場に持ち込まれた車のエンジンやブレーキなどを点検し、故障箇所の特定や部品の交換・修理を行う仕事です。
ガソリンスタンドで働きながら自動車整備士の資格を取得し、整備工場へ転職して簡単な修理や本格的な整備を担当する方もいます。

乙4に関しては、整備工場への転職において、保有していると評価されやすい実務関連資格の一つとして位置づけられています。
有資格者が優遇される傾向はあるものの、無資格から採用する工場も多く、就職後に養成施設へ半年~1年半通い、働きながら資格取得を目指す選択肢もあります。
日常点検にとどまらず、車の構造を理解して、故障の修理・整備まで自らの手で手がけたい方におすすめです。

出典:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「自動車整備士」、「ガソリンスタンド・スタッフ」

 

ガソリンスタンドの経験者にロードサービスが向いている理由

 

3つの候補のうち、当サイト「24ROAD」が求人を扱っているのがロードサービスです。
ここでは、ロードサービスがガソリンスタンドの経験者に向いている理由を解説します。

 

点検の経験をバッテリー上がりの復旧対応に活かせるから

 

ガソリンスタンドで多くのスタッフが行うバッテリー液などの点検経験は、ロードサービスにおけるバッテリートラブルの対応にそのまま活かせます。
JAFの2025年度の出動理由は、過放電によるバッテリー上がりが1位(34.86%)で、3位のバッテリーの破損・劣化(8.88%)を合わせると4割を超えます。

バッテリー上がりは単純に見えて逆接続のミスが起きやすいという現場の声もありますが、スタンドで手順を確かめてきた習慣があれば車両破損を防ぐ強みになります。
求人でも、最初はパンク対応やバッテリー上がりの救援作業から始めると記載している会社があり、点検経験のおかげで現場作業を無理なく習得できます。

出典:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「ガソリンスタンド・スタッフ」、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)「JAFロードサービス 主な出動理由TOP10 2025年度 年間「四輪」」

 

パンク対応にタイヤ交換の実務経験を活かせるから

 

ガソリンスタンドで日常的に担ってきたタイヤの点検や交換の経験は、パンクによって動けなくなった車への対応に役立ちます。
JAFの2025年度出動理由でも、タイヤのパンク(バーストや空気圧不足を含む)は2位(21.20%)を占めます。

近年はスペアタイヤを積まない車が増え、自力で対処できないドライバーが多いため、求人でもタイヤ交換や応急修理を主な業務に挙げる企業も多く見られます。
タイヤの扱いに慣れた強みを活かし、路上で困っている人を助けたい方にとって、ロードサービスは有力な選択肢です。

出典:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「ガソリンスタンド・スタッフ」、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)「JAFロードサービス 主な出動理由TOP10 2025年度 年間「四輪」」

 

転職に踏み切れないガソリンスタンドのスタッフが抱えがちな2つの悩み

 

ガソリンスタンドからの転職先が見えてきても、これまでの経験が異業種で通用するのか、将来性のある仕事を選べるのかと迷う方は多いでしょう。
ここでは、ガソリンスタンドのスタッフが転職に踏み切れない2つの悩みを取り上げ、それぞれの解消法を解説します。

 

悩み1.給油と接客しかしてこなかった自分にほかの仕事が務まるのか

 

ガソリンスタンドの仕事は、給油や接客だけでなく、車を直接扱う作業も含んでいます。
日常的に行っている業務を振り返ると、以下のような作業を担当しているケースも珍しくありません。

  • タイヤの点検や交換
  • オイルやワイパーブレード、ライト類の交換
  • ブレーキの調整やプラグ交換などの簡単な修理

こうした知識や作業感覚は、ロードサービスや整備士の仕事を覚えるうえで有利に働きます。
異業種から未経験で飛び込んで活躍している方も多いため、スタンドでの作業経験がある方ならなおさら有利といえます。

自分の仕事を「給油と接客」だけで一括りにせず、任されてきた作業を書き出し、求人票の仕事内容と重なるか確認してみましょう。

 

悩み2.店舗数が減少するなかで将来も需要が続く仕事を選べるのか

 

資源エネルギー庁のまとめによると、ガソリンスタンドの数は令和7年度末時点で26,412か所と前年度末から597か所減少し、依然として減少傾向が続いています。

一方、ロードサービスは車が走る限り需要はなくならず、電気自動車が普及してもその需要が失われることはありません。
詳しくは、以下の記事で解説しています。

あわせて読みたい記事

  • 「EV時代、ロードサービスはなくなる?」現場の社長が語る、EV普及で変わる仕事内容と未経験者が備えるべきスキル

また、自動車の点検や車検は法律で義務づけられているため、整備士の職場となる整備工場は全国にあります。
スタンドの減少に左右されにくい仕事へ移りたい場合は、燃料販売ではなく車本体の点検やトラブル対応に関わる職種が適しています。

出典:資源エネルギー庁「令和7年度末揮発油販売業者数及び給油所数を取りまとめました」、厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「自動車整備士」

 

ガソリンスタンドのスタッフが転職先選びで後悔しないための確認項目3つ

 

ここでは、将来への不安からガソリンスタンドを離れる場合でも、次の職場で同じ悩みを繰り返さないために、求人票や面接で確認すべき3つの項目を解説します。

 

確認項目1.取引先からの案件受注が安定している会社かどうか

 

将来への不安からガソリンスタンドを離れるのであれば、取引先からの案件受注が安定している会社を選ぶことが重要です。
ロードサービスやタンクローリー乗務員は、自動車保険会社や石油元売会社などの元請けから仕事を受注する業態のため、取引先との結びつきや会社の規模が仕事量の安定に直結します。

ロードサービスで安定性を重視するなら、ある程度規模の大きな会社を選ぶのが望ましいといえます。
大手が倒産すると困ることから、保険会社も優先して仕事を振る傾向があるためです。

不安を繰り返さないためにも、面接で主な委託元や従業員数を聞いておきましょう。
タンクローリー乗務員を目指す場合も、主な委託元を聞いて安定度を比較することが大切です。

 

確認項目2.月々の給与が対応件数によって変動する仕組みかどうか

 

転職先を選ぶ際は、月々の給与が固定給メインなのか、それとも対応件数によって大きく変動する仕組みなのかを確認しておきましょう。
歩合給やインセンティブの割合が大きい会社の場合、対応件数が少ない時期や業務に慣れないうちは収入が落ち込み、生活が不安定になるおそれがあるためです。
求人票で毎月の基本給と歩合給(インセンティブ)の内訳を確認し、明記されていない場合は面接時に質問しましょう。

実際に、歩合制のロードサービスでは件数や時期で収入が上下しやすいという現場の声があり、タンクローリー乗務員も各種手当が占める割合が高い傾向にあります。
毎月の生活費を確実に賄いたい場合は、各種手当に依存するのではなく、固定給の額を基準に比較して転職先を決めるのが堅実です。

出典:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「タンクローリー乗務員」

 

確認項目3.未経験業務への研修制度や資格取得支援があるかどうか

 

転職先で扱う車両の操作や専門技術は、ガソリンスタンドでの点検経験があっても入社後に一から覚えることになります。
しかし教育体制は会社によって差があり、十分な指導がないまま一人で作業を任される環境では、精神的な負担が大きくなりかねません。
未経験の作業を一人で抱え込まないためにも、面接では以下の3点を確認しておきましょう。

  • 研修期間の長さ
  • 独り立ちと判断される基準
  • 資格取得支援の対象と費用負担の範囲

なお、ロードサービスで未経験から入社する会社を見極める基準について詳しく知りたい場合は、以下の記事が参考になります。

あわせて読みたい記事

  • ロードサービスの転職で失敗しない確実な方法。未経験から優良企業を見極める基準とは

 

ガソリンスタンドからの転職に関するよくある質問

 

最後に、ガソリンスタンドからの転職に関するよくある質問にお答えします。

 

ガソリンスタンドを辞めてよかったと感じるのはどんな人?

 

辞めたいと感じた理由を、転職先で解消できる方です。
その反面「将来性への不安」や「給油以外の技術を身につけたい」といった退職理由を整理しないまま転職してしまうと、次の職場でも同じような不安を抱えやすくなります。
そのため、「現状のどの課題を次の職場で解決したいのか」が明確になっている人ほど、転職の満足度が高くなります。

 

ガソリンスタンドから転職すると収入は下がる?

 

未経験の職種へ転職する場合、一時的に収入が下がる可能性はあります。
ロードサービスなどの現場職でも、未経験からのスタート時は歩合や各種手当がつかず、基本給のみの支給となるケースが多いためです。
現在の月給と求人票の固定給を比較したうえで、収入の維持と仕事の将来性のどちらを優先するかで判断しましょう。

 

ガソリンスタンドを辞める前に取っておくとよい資格はある?

 

在職中に無理して資格を取る必要はなく、目指す職種を1つに絞ってから取得を検討するのが賢明です。
たとえばタンクローリー乗務員に必要な大型免許でも、入社後に取得を支援してくれる会社は少なくありません。
求人票で資格取得支援の有無をあらかじめ確認し、自己負担で在職中に取得すべきかを判断してください。

 

まとめ:ガソリンスタンドからの転職では車の点検や乙4を活かせる仕事がおすすめ

 

ガソリンスタンドで培ったタイヤ交換やバッテリー点検の経験、そして乙4の資格は、給油の仕事から離れても活かせます。
ただし、転職先で同じような不安を抱えないためにも、案件受注の安定性や給与体系、研修体制など、求人票だけでは見えにくい点を面接で念入りに確かめましょう。

車に関わり続け、将来も需要が続く仕事に携わりたい方は、ロードサービスを選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
24ROADでは、未経験歓迎の求人や、異業種出身者が活躍する求人を掲載しています。
まずは求人一覧で、お住まいの地域で募集されている求人を確認してみることをおすすめします。

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この記事を書いた人

横山克英 株式会社Cyber Cats代表取締役社長 24ROAD制作代表

ウェブ制作歴26年の知見と、ロードサービス現場での人事刷新実績を併せ持つプロフェッショナル。
1998年ロサンゼルスでキャリアを開始し、2000年の独立以来、数え切れないほどの採用サイトを構築してきました。

ロードサービス企業のインターネット部門にて人事を請け負い、SNSを駆使した採用戦略で社員数と売上を共に4倍へと導いた実戦経験を持ちます。
独自のノウハウにより、一ヵ月の採用反響数を40倍、マッチング精度95%という驚異的な実績を叩き出しています。

【経歴】
1998年:ロサンゼルスのウェブ制作会社入社。
2000年:独立。日本国内での制作活動を本格化。
2013年:株式会社CyberCatsを設立 。
2014年:台湾・台北市にて「塞巴猫有限公司」を設立。
2016年:マレーシア・ペナン市にて「CREATIVE CYBER CATS (M) SDN BHD」を設立 。

現在は日本・台湾・マレーシアを拠点に、グローバルな視座から多忙な顧客へのソリューション提供に奔走。
現場を知る人事のプロとして、デジタル技術でロードサービス業界の未来を切り拓いています。

https://x.com/CyberCatsjp
https://www.instagram.com/cybercatsjp/
https://www.threads.net/@cybercatsjp
https://www.youtube.com/@cybercatsjp

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