ロードサービスに必要な資格は?普通免許でなれるか解説

ロードサービスへの転職を考えたとき、資格がたくさん要りそうで、自分に応募できるのか不安になる方は多いと思います。
求人を見ても、必要な免許の書き方は会社によってばらばらで、結局何が要るのか分かりにくいものですよね。
結論から言うと、普通自動車運転免許(以下、普通免許)だけで応募できる求人はあります。
ロードサービスで必要な免許は、運転する車の大きさによって変わるためです。
この記事では、普通免許で働けるのかという疑問に答えたうえで、必要な免許を分かりやすく整理します。
読み終えるころには、自分がまず何を準備すればよいかが分かり、応募の判断がしやすくなります。
まず求人の中身を見てみたい方は、24ROADで求人を探す、加盟店を比較するところから始められますので、「仕事を探す」から求人情報を見てみましょう。
- 普通免許だけで応募できるロードサービスの求人はある
- 必要な免許は、運転する車の大きさによって変わる
- 故障車や事故車のけん引は、けん引免許がなくても行える
- 上位の免許や資格は、入社後に会社の支援で取れる場合もある
ロードサービスは普通免許だけで働ける?
ロードサービスは、普通免許だけで応募できる求人があります。
すべての現場で大きな車両を使うわけではありません。
普通車サイズのサービスカーで対応できる仕事も多く、そうした求人では「普通免許可」「未経験歓迎」と書かれていることがあります。
ただし、任される仕事の幅や、入社後にどんな免許を取るかは会社によって違います。
まずはロードサービスがどんな車を使う仕事なのかを知ると、自分に必要な免許が見えてきます。
ロードサービスはどんな車で、何をする仕事?
ロードサービスは、普通車サイズのサービスカーから、レッカー車や積載車まで、幅広い車を使う仕事です。
仕事の中身は、大きく2つに分かれます。
どちらも同じ会社、同じ隊員が担当するのが一般的です。
- 応急対応:バッテリー上がりやパンク、キーの閉じ込め、燃料切れなど、その場で走れる状態に近づける仕事。主に普通車サイズのサービスカーで動きます。
- 搬送:自走できない故障車や事故車を、レッカー車や積載車で修理工場や保管場所まで運ぶ仕事。運ぶ車が大きいほど、大きな車両を使います。
つまり、使う車の大きさは仕事の内容によって変わります。
そして、その車の大きさこそが、必要な免許を決めるポイントになります。
仕事の流れをもっと知りたい方は、別記事もあわせてご覧ください。
必要な免許は「運転する車の大きさ」で決まる
ロードサービスで必要な免許は、運転する車の大きさ、つまり車両総重量によって決まります。
普通車サイズのサービスカーなら普通免許で動けます。
レッカー車や積載車のように車が大きくなると、上位の免許が必要になります。
免許の区分と、ロードサービスで使う車の対応は次の表が目安です。
| 免許 | 車両総重量の目安 | ロードサービスで使う車の例 |
| 普通 | 3.5t未満 | 普通車サイズのサービスカー |
| 準中型 | 3.5t以上7.5t未満 | 小型の積載車・小型レッカー |
| 中型 | 7.5t以上11t未満 | 中型の積載車・レッカー |
| 大型 | 11t以上 | 大型車を扱う積載・レッカー |
この表は、2017年3月12日以降に取得した免許の区分です。
それより前に普通免許を取った場合は、運転できる範囲が広くなります。
2007年6月2日から2017年3月11日までに取得した普通免許は5トン限定準中型として扱われ、車両総重量5トン未満まで運転できます。
2007年6月1日以前に取得した普通免許なら、8トン限定中型として車両総重量8トン未満まで運転できます。
自分の免許証で運転できる範囲を確認しておくと、追加の免許なしで乗れる車が分かります。
参考:福岡県警察「各免許で運転できる自動車の範囲」
自分に必要な免許を知るには、志望先がどんな車を使うかを確認するのが近道です。
応急対応が中心でサービスカーを使う会社なら、普通免許のまま働ける場合があります。
搬送を多く担う会社では、準中型から上の免許が求められたり、評価されたりする傾向があります。
けん引免許は必要?
けん引免許は、けん引される車の総重量が750kgを超える場合に必要になります。
ただし、ロードサービスには大切な例外があります。
故障車や事故車をけん引する場合は、けん引免許がなくてもけん引できると道路交通法で定められているのです。
自走できなくなった車を運ぶ対応は、免許がなくても行えます。
一方で、日常的にけん引作業を行う会社では、けん引免許の取得を求められることもありますので、応募先でけん引を頻繁に行うかどうかは、面接で確認しておくと安心です。
参考:e-Gov法令検索「道路交通法」
持っておくと役立つその他の資格
運転免許以外にも、現場で役立つ資格があります。
ただし、必須ではなく、あると仕事の幅が広がるものと考えてください。
- 玉掛け技能講習・小型移動式クレーン運転技能講習など:ウインチやクレーンを装備した車両で引き上げや積み込みを行う会社で役立ちます。作業内容によって必要になる場合があります。
- 自動車整備士:必須ではありませんが、故障原因の切り分けや安全確認の質が上がり、評価されやすくなります。整備経験者は工場併設の会社などで活かせます。
これらは会社の装備や業務によって必要性が変わります。
入社後に費用補助や勤務扱いで取れる場合もあるため、応募時に確認するとよいでしょう。
参考:厚生労働省 滋賀労働局「技能講習・特別教育の資格区分」
ロードサービスは未経験でも応募していい?
ロードサービスは、未経験・普通免許のみでも応募して問題ありません。
「普通免許可」「未経験歓迎」の求人は実際にあります。
最初から1人で現場に出ることはなく、先輩に同乗して流れを覚えるところから始まるのが一般的です。
任される範囲は、経験を積みながら少しずつ広がっていきます。
上位の免許や作業系の資格も、入社後に会社の支援で取れる場合があります。
支援の有無や範囲は会社ごとに違うため、面接で確認しておくと安心です。
どんな人が向いているかは、別記事でも解説しています。
失敗しない準備の進め方
免許は、やみくもに取るのではなく、先に求人を絞ってから必要なものだけを取るのが最短ルートです。
まず気になる会社を見つけ、面接で次の3点を確認しましょう。
- どんな車を使うのか(サービスカー中心か、レッカー・積載車も使うか)
- 応急対応と搬送、どちらの比率が高いのか
- 資格取得の支援があるか(費用補助や講習参加の扱い)
この3点が分かれば、自分に必要な免許だけを優先して取りに行けます。
24ROADでは、会社ごとの車両や支援制度を見ながら求人を比較できます。
ロードサービスの資格・免許についてよくある質問
AT限定免許でもロードサービスで働けますか?
AT限定でも応募できる求人はあります。
ただし、求人によってはMT歓迎や必須の場合があります。
応募前に、限定解除が必要か、入社後に会社の支援があるかを確認しておくと安心です。
入社後に会社の支援で免許を取れますか?
会社によっては、費用補助や勤務扱いでの受講など、資格取得の支援を用意しています。
支援の内容は会社ごとに違うため、面接で確認しましょう。
支援が手厚い会社を選べば、入社後に無理なく免許を増やせます。
普通免許だけでずっと働き続けられますか?
会社の業務内容によります。
応急対応が中心の会社なら、普通免許のまま長く働ける場合もあります。
搬送を多く担う会社では、入社後に準中型などの取得を勧められることもあります。
どちらの働き方を望むかで、会社選びの基準が変わります。
まとめ|必要な免許は「使う車の大きさ」で決まる
ロードサービスは普通免許でも始められ、必要な免許は運転する車の大きさによって決まります。
まずは普通免許で応募できる求人があると知ることが、最初の一歩です。
仕事の幅や収入を広げたいなら、車両区分に合った免許を、入社後の支援も活用しながら少しずつ増やしていくのが王道です。
応急対応が中心か、搬送も担うのか、志望先で使う車と支援制度を確認して、必要な免許だけを揃えていきましょう。
準備の方向が見えてきたら、次は実際の求人を見てみる番です。
お住まいの地域でロードサービスの求人を探す、資格取得支援のある加盟店を比較するところから、転職の検討を進めてみてください。
